フォアハンドドライブのやり方

※フォアハンドドライブを練習する前にフォアハンドの基礎をしっかりしておくことが大前提!→フォアハンドの基礎

フォアハンドドライブといっても種類は様々です。

パワードライブ

スピードドライブ

ループドライブ

カーブドライブ

ナックルドライブ

これらのドライブは専用のページで紹介します。

今回は基礎ということで、基礎動作を習得してもらいます。

 

目次

~コロコロドライブで回転のコツをつかむ!~

とにかくかっこいいドライブが打ちたい!はやく引き合いがしたい!

と早まる気持ちもめちゃめちゃ分かりますが、対人練習の前にコロコロドライブで慣れておきましょう。

コロコロドライブの練習の手順を説明します。

①パートナーにネット近くからあなたのほうに球をコロコロと転がしてもらいます。

②球が台から落ちるギリギリのところでドライブをかけます。

③相手のコートに返します。

④繰り返し(10回連続成功など目標を決める)

この練習は回転をかける感覚を掴む練習です。

正直相手のコートに入るか入らないかは二の次で良いです。

とにかく回転をかけるコツをここで覚えてください。

コツが掴めれば、回転が勝手に球を相手コートまで運んでくれますから。

注意するポイントは腰を使う事!腕だけでは絶対にダメです!

あと、この練習をやっているとよくラケットを台にガッ!とぶつけます。めちゃめちゃ萎える瞬間なので、熱中しすぎず、台とボールの距離感も図りましょう!

 

~まずは多球練習でドライブの練習を!~

コロコロドライブで回転をかける感覚が掴めたら、さっそく実践練習に移りましょう!

いつまでもコロコロしててもつまらないですもんね!

とはいってもいきなり対人は難しいので、パートナーに球を出してもらいましょう。

①パートナーに打ちやすい場所を指示して球を出してもらいます。

②上回転をかけることを意識してスイングします。腰を使うことも意識!

③相手のコートに返す。

このように多球練習からはじめましょう。

意識してほしいのは、ボールを擦る場所です。

上の方を擦れば速く、軌道の低いスピードドライブが打てます。

横の方を擦れば回転の強い、山なりのループドライブが打てます。

この感覚を掴みましょう。掴むまでやりましょう。

このスピードドライブとループドライブの使い分けができる人かできない人かは非常に大きな壁があると思っています。

試合で使えるテクニックですので、二つの回転のコツをここで少しでも感じておきましょう。

 

~対人でドライブ練習!~

次はついに対人でのドライブ練習をしましょう。

一番価値のある練習だと考えています。

片方はずっとフォアドライブ、相手はずっとブロックします。

回転のコツはわかってるはずなので、擦る場所を意識して練習します。

基本的にスピードドライブで練習してください。できるだけ低く、鋭いスピードドライブを打ちましょう。練習で打ってる球は試合で使う球なので、実践的な速さを意識しましょう。

あれ、ループドライブは?

と思うでしょう。このドライブにもちゃんと役割があります。

相手のブロックが短くなったり低くなったりした際は、上側を擦ってしまってはネットにかかります。

こういった返しにくい球が来た際にループドライブで対処します。

そしてもう一つ、相手のラケットに上手く当たらず、ナックル気味の球が返ってくることが多々あります。この時もループドライブをチョイスする時です。

相手の返球を見て、スピードドライブとループドライブを使い分けましょう!

ちなみにこの練習、ブロックの練習にも効果的です。ほんとに上達します。お互いが上達できるため、ほんとにオススメの練習法です。暇や空き時間に是非!

 

~ツッツキをドライブで返す~

これが一番試合で使うシチュエーションでしょうね。

いわゆる3球目攻撃と言うやつです。

①下回転サーブを出す

②相手にツッツキでレシーブしてもらう

③ドライブで返球する

といういたってシンプルな3球目攻撃の練習を行いましょう。

ツッツキレシーブは下回転がかかっているため、ループドライブが主に使われる場面になります。

思いっきり回転のかかった山なりのループドライブを習得しましょう。

ループドライブのコツは、インパクトの際にスイングを止める事。これだけで回転量が変わります。

そして、もう一つ大事な事。ツッツキレシーブできた球もバウンドが高ければスピードドライブで返すことができます。

どの高さなら自分のスピードドライブで返せるかを知っておくことが試合で勝つコツですよ!

実践的な練習なので時間をかけてしっかり習得していきましょう。

3球目以降はお好みでパートナーと考えましょう。5球目攻撃までセットにしたり、相手のカウンターの練習にしたりと、メニューは無限にあります。

私個人としては3球目の後はフリーのほうが試合の慣れにもなるのでオススメです。

 

~フォアドライブの基礎まとめ~

フォアハンドドライブは一番の得点源です。

ここぞという時に点が取れるために練習を重ねて自分の武器にしておきましょう。

注意してほしいのは、腕を振り過ぎないこと!フォアハンドの延長線のフォームで、コンパクトな腕の振り方を模索してください。

それと、ドライブに慣れてきたら様々なドライブに挑戦してみて下さい。戦略が広がって試合運びが有利になります!

武器の引き出しが多い選手は勝ち上がります。

それともう一つ。急にスランプのように何をやってもドライブが入らなくなることがあります。それは下手になったわけではありません。しかし、回転をかける感覚は忘れてしまっています。

その時は紹介した通りの順番で、コロコロドライブからやり直してみるとスランプはすぐ脱却できます。

 

ドライブが完成したら、安定感のあるドライブを目指しましょう。安定してやっと武器と呼べるようになります。こちらでポイントくらいは確認しておきましょう。

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