ゲーム練習は試合のイメージを掴む大切な練習です。
自分の練習した技術が実戦で使えるかどうかを確認するために利用しましょう。
今回はそのゲーム練習で意識してほしい3つのポイントをまとめました。
〜自分流のゲームの組み立て方を見つける〜
自分の得意な得点パターンと失点パターンを知ることはまずゲーム練習の大前提です。
その上で、自分の特徴から、自分流のゲームを組み立てましょう。
ゲームの組み立てと言われても難しくてわからないとなるかもしれませんが、難しく考える必要はありません。
意識することは、いかに自分の得意な得点パターンにもっていくか。
と、
いかに自分の失点パターンにもっていかれないか。
の二つになります。
まず、自分の得意なパターンにもっていく場合はあなたのサービスゲームのことです。
あなたが3球目に自信があるなら打ちやすい球がきやすいサービスをゲーム練習で探ったり、ラリーに自信があるならラリーに繋がりやすいサービスを探ったりしましょう。
その正解はネット上にありません、あなた自身がゲーム練習で見つけてください。
もう一つ、あなたの失点パターンを避ける方法です。
これは主にレシーブの時をイメージしてください。レシーブは完全に不利な状況から始まるのが前提です。
もし、ツッツキでつないで相手に3球目で何度も決められているのなら、思い切ってチキータやフリックで対応して失点パターンから脱却しましょう。それで失点しても、どうせ同じ展開になったら失点していたとポジティブに捉えましょう。失点パターンにもっていかなかったこと自体に意味があります。
このように、どうせ点を取られるなら同じパターンを繰り返さないという意識を持ちましょう。
〜点差とメンタルの関係をつかむ〜
何対何で何点差だと、こういう心理状況だ。という感覚を掴むと、実際の試合でかなり役に立ちます。
例えば、5対7と6対8では同じ二点差で、得点も大して変わらないようにみえます。しかし、経験者の方なら分かると思いますが精神的にはかなり違います。
5対7では、両者とも一本欲しい状況ですので、非常に集中している状態です。どちらも実力通りのプレーができる場面です。
一方、6対8では異なります。負けている方は一点が欲しくて集中していますが、8点の方はマッチポイントが頭の中にちらつき始める場面です。こうなるとリードしている側は凡ミスしやすくなります。集中力が一旦途切れるタイミングです。
このような点差による微妙な精神状態の違いを体で覚えましょう。それができると、相手の精神状態も把握できます。相手の状況だったら何されたらイヤか、を考えて相手のイヤなプレーをしましょう。例えば8対6で相手のリードの時に相手にわざと打たせるプレーをしてミスを誘ったり。
このテクニックは試合でも超効果的ですので覚えておいてお得です!
〜マッチポイント時の点の取り方を知る〜
先に10点目をとったけど、そのから巻き返されてセットを落とした。というのは卓球ではあるあるですよね。
この悔しさは半端ないです、ほんとは自分がセットをとれたのに!と思ってしまいます。
前述した内容とかぶりますが、マッチポイントになると一気に動きが固くなりがちです。
そこで、マッチポイントの時ほど、積極的に攻める姿勢が大切になります。焦らず、落ち着いて攻めることを意識しましょう。
このように一点一点頭で考えてゲーム練習に取り組みましょう!
〜ゲーム練習のポイントまとめ〜
•自分の得点パターンを元にゲームメイクする
•点差とメンタルの関係を知る
•マッチポイントで落ち着いたプレーをする
この3つをおさらいしておきましょう。
次の試合に生かせるゲーム練習にしてください!
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